将棋は最後まで諦めるな!(ゲームメカニクスからの視点)

ゲームメカニクス的に、将棋は終盤での逆転がとても起こりやすいゲームな
ので、簡単に諦めない方がいい、という話です。
将棋と他のゲームとの比較
例えば、他のスポーツやゲームを考えてみましょう。
大体のスポーツは前半でも後半でも、点の入り方は変わりません。野球は1回でも9回でも得点の入り方は変わりませんし、サッカーも1点ずつしか点は入りません。麻雀も得点計算は序盤(東1局)と終盤(南4局)で変わることはありません。
その一方で、将棋における一手の価値は、序盤から、中盤、終盤になるにつれて、飛躍的に、何倍も、高まっていきます。
これは終盤になるにつれ、以下のような理由から、一手で実現できる攻撃力が全く違うことが要因です。
成り駒が増えて強力な駒が増える
互いの陣形が乱れてくる
持ち駒が増える
将棋は逆転が頻繁に起こり、しかもそれは運による理不尽なものではありません。だからこそ、優勢な側も最後まで緊張感やスリルを楽しめますし、敗勢から勝ち星を拾う快感も経験でき、終盤戦がとても熱いものになる、というのが将棋の大きな魅力だと思います。
プロの対局でも逆転はあるからアマチュアが諦めるな!
近年の将棋放送ではAIによる形勢表示が出て、アマチュアにもわかりやすくなりましたが、プロ同士の対局でも勝率99%から1%へと、一気に勝勢から敗勢へと評価値が動いてしまうことはしばしば起こります。
まして、将棋ウォーズや将棋クエストなどでの、短時間のアマチュアの将棋では、詰みが明らかになるまでは投了すべきではない、と私は思っております。
具体的には以下のようなことを考えていくと、投了したくなる局面から10局に1局くらいは勝てるかもしれません。
攻防手で攻め駒が素抜ける手がないか?と注目する。
自分の駒が増えた時、もしくは相手の持ち駒が減った時、瞬間的に相手玉が寄る状況になっていないか?を確認する。
相手の玉にも攻撃を掛け、相手が攻めと守りを両方考えるようにして混乱を誘う。
自玉の入玉を見せていく。
以上、将棋ウォーズで苦しすぎて、とっとと投了したくなる自分への自戒を込めての記事でした!


