一生楽しめるという安心感
私の祖父も将棋が大好きで、亡くなる直前まで、愛用の盤と駒で、詰将棋を動かして考えることを楽しみにしていました。
色々なことがあった祖父の生涯でも、将棋という趣味が生涯の支えになっていたのだと思います。
私自身も、将棋を子供の頃に覚えて長い時間が経ちましたが、未だに飽きていません。未だに、新しい気付きがあったり、上達の喜びを感じたり、傑作の詰将棋に感動したりします。
将棋は、思うように体が動かなくなっても、趣味にお金が使えないとしても、盤と駒さえあれば、ずっと楽しめます。
いつまでも変わらずに楽しめるものがあるということが、先行きの見えづらいこの時代において、ちょっとした安心をくれる気がしています。
趣味としての印象がいい
趣味や休日の過ごし方を聞かれると困ってしまう…
という人も少なくないと思いますが、
将棋を趣味にしていれば、どんな場や相手に対しても話題に出しやすいと思います。
しかも、「知的な人」というイメージまで付くかもしれません。
私の友人の中には、就活の面接で趣味や好きなことを聞かれた時に、無難な答えとして非常に役立ったという人もいました。
このように、どこで話しても悪印象を与えない趣味は案外、貴重なのではないかと思います。
脳のコンディションがわかる
ある程度指しなれてくれば、自分の普段のレートや手の見え方など、自分の実力が把握できてきます。
そうなってくると逆に、対局の内容から、現在の自分の脳の状態、集中力がわかるようになってきます。
明らかに手の見え方が悪い、後から見ればなんでもないところで変なミスをしているなどがあると、意外と疲れているんだな、とか、集中力が欠けている状態だな、と思うようなことは良くあります。
そうして、ちゃんと休んだほうが良いんだな、などと思えるのは意外なメリットだと思っています。
私が将棋をやっている理由は、楽しくて、コミュニティも大きくて、飽きないから、というところですが、一応こうしたメリットを感じています!(ひいき目がありそうですが)
将棋は何歳からでも始められますし、今はスマホアプリで手軽に対局相手を見つけられる時代です。
生涯を通じて楽しめる趣味を探している方、ちょっと新しい挑戦をしたい方には、将棋を試してみるのはいかがでしょうか?
慣れるまでは少し難しく感じられるかもしれません。
しかし、そこを超えれば、長く付き合える相棒のような趣味になってくれるはずです。


コメント